通販を運営している方や、贈り物が多い方などは配送会社の送料の仕組みが気になると思います。
日本郵便や佐川急便、ヤマト運輸ではどこが1番安いのか?
配送会社との契約したら送料がどのくらい安くなるのか?
1件あたりの送料はいくらが最安値なのか?
など、知りたいけどなかなか分からない部分が多いですよね。
私も色々と情報を調べてみたりしましたが、この辺りの情報はなかなか出てきませんでした。
そこで今回は、私が知っている中でお伝えできる送料に関する事実をお伝えしたいと思います。
具体的な企業名や数字などを出すと問題となってしまうので、あくまでも仕組みとしてご理解をいただければ幸いです。
ゆうパックの送料が最安値
日本国内の配送会社では、出荷件数順に「ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便」が3強となっています。
ヤマト運輸が40%強、佐川急便が30%弱、日本郵便が20%強で、日本のすべての宅配便の約95%がこの3社によって配送されているので、この3社を比較すれば問題ありません。
ヤマト運輸は、配送スピードが速く、破損や紛失が少ないという「高クオリティ」を売りにしているので料金は少し高めという特徴があります。
佐川急便は、小さい荷物よりは大きい荷物が得意で、個人よりは法人を得意としているので、送料はあまり安くならないことが多いです。
日本郵便は、もともと郵便なので小さい荷物が得意で、物量が多く、日本全国に拠点があるため個人を得意としています。
そのため、1個口の荷物で比較すると最安値となることが多いので、「最安値」という括りで見ていくとゆうパックとなることが多いように感じます。
ゆうパックは安いけど高い
3社を比較する中ではおそらくゆうパックが最も安くなるとは思いますが、正直に言うとそこまでの大きな差ではありません。
もっと言ってしまうと、配送スピードや破損率、法人・個人などもすべての会社さんが同じようにやっているので、多少の得意不得意はありつつも、サービスに関してはほぼ同じクオリティです。
実際に私は、日本郵便も佐川急便もヤマト運輸もそれぞれ契約をさせていただいていて、また定期的に送料の見積もりを持ってきていただいたりするのですが、どこも内容はほとんど変わりません。
なので送料を安くしたい場合は、どこの配送会社を使うのかということよりも、根本の部分を変えなくてはいけません。
それが、本記事でお伝えをしたかった「送料の最安値」をもらう方法です!笑
送料を安くするのは実績と関係性
送料を安くしてもらう方法というのは実は非常にシンプルです。
この3社の相見積もりを取ることで安くしてもらうという方法もあるのですが、1番効果があるのは「1年間で何個の発送をする実績があるか」で間違いありません。
例えば、1ヶ月間に10個しか発送をしない人がどんなに送料の価格交渉をしても、1個あたり数円程度の割引交渉しかできないと思います。
ですが、送っている個数やサイズ、エリアなど詳細の情報を渡すと、かなり正確で安い料金を提示してもらうことができます。
どの会社もほとんど同じなので日本郵便を例に解説をすると、ざっくりですが個数と価格の関係性(全てのサイズ、全国平均の場合)は以下の通りです。
送料が大きく安くなるラインとしては、「年間5万個を越えるかどうか」となっています。
ちなみに私が過去の契約でもらっていたゆうパックの最安値は325円。
以前は280円という契約をされていた会社さんがいると言う話は聞いたことがあります。
でも、2019年頃の料金一斉値上げ以降はどの会社さんも350円を切る見積もりはないそうです。
Amazonとかの規模だと私の知っている価格よりも安いのかも知れませんが。笑
なので、一般価格では800円くらいの送料が、本当に安い会社さんの契約だと350円くらいになるというのが送料の限界価格ということになります!
1個からでも送料を安くしたいなら発送代行会社
年間の発送件数が5万個を越えるかどうかが送料が格安と呼べるレベルかどうかのラインというお話をしました。
この5万個って相当ハードル高いですよね・・・
普通に考えても年商10億円くらいの規模は必要だと思います。
そこで、私のおすすめする「送料を安くする方法」は発送代行会社を利用するというものです。
発送代行会社にはいろいろな会社さんの商品をまとめて管理しているので、この5万個以上の送料契約を持っていることが多いです。
そうすると自分の商品は1件からでもその5万個ベースの送料で送ることができるのでかなりお得になります。
もし自分で商品を発送するなら、送料800円+伝票や納品書の作成+ダンボール+クッション材+人件費といった費用が必要になります。
これが発送代行会社だと、実際に払う送料以下の価格で全てのサービスが含まれているということも少なくありません。
実際に私たちが提供している発送代行サービスも送料等の全ての経費を含めて1件あたり500円〜となっています。
なので自分で配送会社と契約をして送料を安くするよりは、発送代行会社を使う方がトータルで支払う金額がだいぶ安くなることが多いかと思います。
私も発送代行会社に依頼したり、自社で発送したりと色々試してきましたが、結論としては年間1万個以下であれば転送代行会社を利用した方が良いと言う結論になりました。
自分にとって最安値の送料を知ろう!
以上、最安値の送料について考察をしてみました。
自分がどのくらいの発送ボリュームを持っているかに合わせて最適な方法を探してみてくださいね。
発送は代行会社に依頼して、自分の力はそれ以外のところに力を入れるというのも良いと思います!
もし発送代行が必要な場合は、ぜひ私たちのサービスも検討してみてくださいね。
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