アメリカでは安いけど、日本では高いというブランドはよくあります。
もちろんその逆も然り。
それらを輸入して販売したい、メーカーの正規代理店になりたいというアイディアをお持ちの方も多いかもしれません。
しかしこれらのブランドはそのことをよく把握しているので、直営店や運営サイトで商品を購入しようとすると「個人使用の範囲内のみの販売」というルールになっていることが多くあります。
いわゆるブランドプロテクションが効いている状態で、バイヤーによる転売やセレクトショップなどの買付、卸売業者の介入などを防ぐという目的です。
ブランドショップに行って、一度に同じ商品を10個くらい購入しようとして、「購入制限で3つまで」などと言われて断られたというご経験もあるのではないでしょうか?
そこで今回は、このようなブランドプロテクションのあるブランドでも商品を仕入れる3つの裏技をご紹介したいと思います。
通常は仕入れることができない商品を販売し、規模を大きくして正規代理店となった事例もあります。
事業進出の1つの形として参考にしていただければ幸いです。
【裏技1】旅バイヤーとして買い付ける

どんなビジネスでも入り口はこんな感じで始まることが多いと思います。
アメリカ旅行を兼ねて、大きな車を借りて商品を買い歩いてみたなんてお話もよく聞きます。
その際のコツは、仕入れをキャッシュで行うことです。
ブランドプロテクションがあっても、ショップには理解のある人がとても多く、顧客情報の残らないキャッシュならば一度にまとめて売ってくれるというお店は比較的簡単に見つかります。
ただし、トラブルを防ぐために必ず販売目的で買えるかどうかは聞きましょう。
世界中にバイヤーはいますので、自分のお店で販売する商品を探しているなどと言えばOKですが、中にはそういうセレクトショップでの販売でも断られるケースがあります。
友達へのお土産にするなどの嘘をついたり、後ろめたい気持ちで購入する必要は全くありません。
【裏技2】ドロップシッピングで仕入れる

次に、ドロップシッピングと言う第三者を挟むという方法があります。
直営店や直営サイトに比べると比較的規制が緩く普通に購入することができます。
ちなみにドロップシッピングと言うのは、販売しているお店が在庫を持たないお店の販売発送方法のことを言います。
仮に商品を購入すると、ドロップシッピングのお店が契約しているブランドへ注文をしてくれて、商品を送り届けてくれると言う仕組みです。
ただ、この方法は販売目的で継続的に購入したい場合はあまりおすすめではありません。
各ブランドがランダムに購入者情報をチェックしているので、あまり頻繁に大量に購入しているとチェックされて買えなくなるということ、ブランドに比べて品揃えがそこまで良くないので、人気商品が手に入らない可能性があることが理由です。
ドロップシッピングに登録されている商品の多くは「在庫処分」の位置付けが多いイメージがあります。
そのため、商品価格が安くお得に買えることが多いのですが、最新モデルなどはあまり手に入りません。
高級ブランドを格安で売るスタイルのお店であればメリットはあると思いますが、最新シーズンの商品仕入れには向きません。
【裏技3】ブランド取扱店から購入する

最後に、当社の経験として、以前にアメリカ本土のアウトレットで大量に仕入れた商品を日本でお店を出して販売していたり、業者に日本の販売価格の半額以下で卸したりしていたことがあります。
日本では$200程度の定価となっている商品が、アメリカの定価は$120くらいで、それが8割引の$24などで買えた時代です!
それを日本で業者には$60、店舗販売では$120くらいで販売していたのですが、そうすると日本の店舗で商品が売れなくなるので、メーカーの日本側からアメリカ側にまとめて販売しないようにとクレームが入ってしまったことがありました。
実はこの展開、どのブランドでも非常によくあります。
そして、このようにメーカーから直接商品を仕入れることができなくなった場合に使える方法が「ブランドの取扱店として契約しているお店と契約すること」となります。
大量に取扱のある業者ほど仕入れ価格も安く、仕入れも限度なく行うことができます。
これは関係性次第では小さなお店でも大丈夫ですが、できたらノードストロームなどの大きなデパートと契約する方がおすすめです。
仕入れ価格が大きく変わるので、こういったブランドと契約するときは必ずメーカーの本社のある国から購入することがポイントとなります。
有名ブランドほど、その取り扱いの敷居は高くなるので、将来的に正規代理店となるように徐々に規模を大きくしていくように頑張っていくというのも選択肢の1つです。
ただ、同じブランドを取り扱う日本のデパートと契約してもほとんど意味がないので、その点だけは注意しましょう!
