スタイリッシュなデザインと良質な素材で人気のある「パタゴニア」や「ノースフェイス」などのアウトドアブランド。
ハイジャパンでも買い付け依頼をよくいただきます。
しかしこれらのショップ、直営店や運営サイトで購入する際には転売を防ぐために「個人使用の範囲内のみの販売」というルールになっています。
それぞれの国で販売価格が異なるので、会社のポリシーとしてブランド価値を守るために対策を取っているんですね。
例えば、パタゴニアのショップに行って、一度に同じデザインのTシャツを10枚くらい買おうとすると、「購入制限が3つまで」などと言われて買えないことが高確率であります。
ハワイの店舗の場合、定員さんが友達だったりするので割と買わせていただいておりますが、前に一度ネットでたくさん代理購入した時にブラックリストに載ったみたいで買えなくなってしまった時期があります。
もちろんブラックリストに載ったからと言って、店舗への出入りを禁止されると言う訳ではないのですが、あまり気持ちの良いものではないですよね。
でも、日本で買うと2倍以上する商品もあり、なんとか安く大量に仕入れたいという方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、ブランドプロテクションのある店舗から商品を大量に買う3つの裏技を、パタゴニアとノースフェイスを例にしながらご紹介したいと思います。
【裏技1】ドロップシッピングサイトから買う
まず最初に、ドロップシッピングと言う第三者を挟む方法があります。
直営店や直営サイトに比べると比較的規制が緩く、運が良ければ大量に購入することもできます。
ちなみにドロップシッピングと言うのは、販売しているお店が在庫を持たないお店の販売発送方法のことを言います。
私たちが商品を買うと、ドロップシッピングのお店が契約しているパタゴニアやノースフェイスへ注文をしてくれて、商品を送り届けてくれると言う仕組みですね。
アウトドア系が強いドロップシッピングサイトだと以下のようなものがオススメです。
>> Backcounty
>> CAMPSAVER
ただ、この方法は販売目的で継続的に購入したい場合はオススメではありません。
理由は2つあります。
まず1つは、各ブランドがランダムに購入者情報をチェックしているので、あまり頻繁に大量に購入しているとチェックされて買えなくなるということ。
そして、もう1つは品揃えがそこまで良くないので、人気商品が手に入らない可能性があることです。
ドロップシッピングに登録されている商品の多くは「在庫処分」の位置付けが多いイメージがあります。
そのため、商品価格が安くお得に買えることが多いのですが、最新モデルなどはあまり手に入りません。
高級ブランドを格安で売るスタイルのお店であればメリットはあると思いますが、最新シーズンの商品仕入れには向きません。
【裏技2】ブランド取扱店から購入する
以前、アメリカのアウトレットで大量に仕入れたパタゴニアの商品を渋谷などでお店を出して販売していたり、業者に日本の販売価格の半額以下で卸したりしていました。
日本のパタゴニアでは2万円以上で売られている商品ですが、アメリカの定価は$120くらいで、それが8割引で3000円とかで買える時代です。笑
それを日本で業者には6000円、店舗販売では12000円くらいで販売していたのですが、そうすると日本のパタゴニアで商品が売れなくなるので、アメリカ側にまとめて販売しないようにクレームが入ってしまったんですね。
そこで転売に対する対策が取られて、どのお店も買うことができなくなってしまいました。
その時に残った業者が行った方法が「自社でパタゴニアと契約していて在庫を持っているお店と契約すること」です。
アウトレットの8割引のようには行きませんが、購入する量によってはかなり安く仕入れることが可能です。
大量に取扱のある業者ほど仕入れ価格も安く、仕入れも限度なく行うことができます。
関係性次第では小さなお店でも良いと思いますが、できたらノードストロームなどの大きなデパートと契約する方がオススメです。
仕入れ価格が全く変わるので、こういったブランドと契約するときは必ずメーカーの本社のある国から購入するようにしましょう!
パタゴニアやノースフェイスを取り扱う日本のデパートと契約してもほとんど意味がありません。
【裏技3】旅バイヤーとして買い付ける
正直言ってこれが最も利益が大きく、個人的にはオススメです。
アメリカ旅行を兼ねて、大きな車を借りて商品を買い歩いてみてください。笑
ただし、上記で説明した通り現在はブランドプロテクションによる購入制限がありますので少し技を使います。
まず最初に、仕入れはキャッシュでしましょう。
ショップには理解のある人がとても多いです。
キャッシュで買うならば一度にまとめて売ってくれるアウトレット店はすぐに見つかります。
いくつもブランドを巡る場合は普通にクレジットカードで買っても問題ありません。
例えばアメリカのブランドであれば、セール品で安く買った商品が日本でもっと安く売られていることはよほど人気のない商品でない限りはありません。
むしろ簡単に、「そんな安いの?」という商品が見つかるはずです!
そして、必ず販売目的で買えるかどうかを聞きましょう。
世界中にバイヤーはいますので、日本のお店で販売する商品を探していると言えばOKです。
友達へのお土産などとつまらない嘘をついたり、後ろめたい気持ちでおどおどしたりする必要は全くありません。
それと問題は送料だと思うので、その時は是非ハイジャパンをご利用くださいね。
商品を安く仕入れる方法はいくつもある!
以上、ブランドプロテクションのある商品を大量に仕入れる3つの技をご紹介させていただきました。
正直に言って、日本で高く売るために、安く売っている国では仕入れをさせないという考え方はブランドのずるいところだなと感じます。
世界で共通の価格にしているブランドもありますからね。
パタゴニアやノースフェイスに関して言えば、アジアで生産して、アメリカでは安く、日本では高く売っている訳ですから、上記のように仕入れをしても何も問題ありません。
むしろ、なるべく安く仕入れて高く売るということが商社というものですので、私たちはそんなビジネスをこれからも応援していきたいと思います。
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インスタグラムやツイッターなどのSNS「アロハキャスト」もやっておりますので、よかったらよろしくお願いいたします。